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暗黙知を明示化、システム化

暗黙知を明示化、システム化

 コンピューターシステムが企業経営に利用されてからおよそ半世紀が過ぎました。データ集計、会計、販売生産管理、開発設計、実験テストシミュレーション等と順次発展展開してきました。適用範囲、コンピューターネットワーク、携帯端末、AI、スパコンなど今では日常社会と企業は密接につながっています。

 アプリケーション開発も時代の変化、進歩、発展にあわせ様々な発展をしています。自社開発、パッケージソフト利用、自社マシーン、クラウドホスト利用など、ハード、ソフトの組み合わせは多種多様です。でも、社内の業務がドキュメント化され、時代の変化に合わせ変更保守管理されている企業はまず無いでしょう。

 現場や熟練者、経験者に任せていることで一般には見えない知恵、知見は無数にあります。

 自社開発でもパッケージ利用でも、プロジェクト成功(開発スピード、開発品質の向上、開発コストの削減)を拒む問題の核心がここにあります。プログラムはIPOの設計であり、プロセス処理の集合体ですから、開発仕様の精度や完成したシステムの現場プロセスとの適合度を一致させなければなりません。従って、現場の隠れた知見、知識をどのようにIPOに組み込むか、システム化できるメカニズムに文書化することが不可欠です。